いらないものを捨てだすとお金がたまる
みなさんは、いらなくなったモノをどうしてますか。
捨てる?とっておく?誰かにあげる?
捨てることができる人は、めちゃ凄いです。
私はモノを捨てるのがとにかく苦手でした。
気づけばずっと、不要物に囲まれた人生を送ってきたように思います。
今まではそれでも問題なかったのですが、
去年ついにモノの量が限界値に達し大変なことに。
これはまずい。
そう思った私は一発奮起し、人が変わったようにモノというモノを捨てまくりました。
当時その様子を目撃していた友人は今だに、「あれは正気じゃなかった…」と酒が入った時などマジ語りするほどです。
いちど勢いがつくと、迷いもせずに一気に捨てられるのは自分でも不思議なくらいです。
そんなこんなで、今は定期的に必要な物と不要な物を見直すようになりました。
この体験のおかげで気付いたことがいくつかあります。
1.モノが多いと無駄な出費が増える
当時、私の部屋はゴミ屋敷といっても過言ではないほど、大量のモノに占領されていました。
引越して数ヶ月。ダンボールを部屋いっぱいに放置したまま、それにもいつしか見慣れ、おかしいとも思わず過ごすようになっていた。すると、
「必要な物が物理的に探せない」 → 買う
「うちにあることを忘れる」 → 買う
と、無駄な出費が増えてくる。もっと酷くなると、
「必要な物が精神的に探せない」 → 買う
となる。うちのどこかにはある、でも買った方が楽。
そうやってまた無駄なモノが増えていく・・・。
ゴミがゴミを呼び、無駄な出費と行動を繰りかえす負のスパイラルへ。
2.モノが多いと脳がやられる
モノが多いとなぜか色んなことが億劫になる。やる気も出ない。頭がぱっとしなくて、人との約束を忘れたり。
決断力が低下し、益々いらないものを溜め込む・・・。
運が下がるとゴミが溜まるのか、ゴミが溜まるから運が下がるのか。「部屋は心を表す鏡である」とはよく言ったものです。金運、仕事運、恋愛運、成功運、健康運、が一気に低迷していく感じといいますか。
うつ、ノイローゼ、引きこもりみたいな精神的問題を抱えた人の部屋は、必ずいらないモノがたくさんあるというけど、なんか納得。ぎゃーー!
3.「必要」・「不要」・「仕分け」の3つに分けると本当のゴミが見えてくる
迷ったら捨てろ、と言われましても、私のような捨てられない人間は迷いっぱなしです。そんな時は迷ったモノを入れる為の箱、「仕分け」箱を用意し、迷ったらとりあえずこの箱に入れときます。確実に不要だと思うモノを「不要」の箱に、必要な物は「必要」の箱に、直感でどんどん振り分けていく。あとで「仕分け」に入れたモノをもう一度同じ手順で振り分ける。
捨ててるうちに、だんだんと「仕分け」に入ってるモノも、ゴミに見えてくるんですよ。
なんであんなに大事だったのかさえ、分からなくなるから不思議です。
4.貧乏人の家にはモノが多い
ドラマや映画で貧乏な家を演出する時は、ごちゃごちゃとモノをたくさん置いてます。
逆にお金持ちの家を演出する時は、モノを少なくスッキリとさせます。
ごちゃごちゃいっぱいある家は「貧乏人の家」なんですね。
5.いらないものを捨てだすとお金がたまる
古いものや使わないもの、その中からいらないものを捨てると、実は8割がた、いらないものだったりする。
いらないものを捨てだすと、人は必要なものしか買わなくなります。そうするとおのずとお金がたまっていくわけですね。
6.事故る車には特徴がある
警察官の話。事故る車には特徴があって、9割がたは余計なモノが置いてあったり、とにかく車の中が汚い。きれいにしている車で事故に遭うというのはあまりないそうな。
それと殺人事件や何かの事件があると、マスコミの人たちが現場に取材に行くけど、ベテランになってくると外から見ただけで、どこの家出殺人事件があったとか、どこで事件があったとか、すぐに分かるそうな。事件の起きた家はベランダとかがゴミだらけ、モノがごちゃごちゃ置いてあったり、とにかく汚くしているからと。
7.「整理する」ではなく「捨てる」
やはりなんといっても、これが基本ですね。
うーん、掃除は奥が深いですなぁ。